導入事例

マツダ 様

ECAD dio®の活用により、戦略的な開発一丸体勢を確立

1920年の創立以来、80余年の長い歴史の中で、顧客満足度の高い製品とサービスの提供に努め、他に先駆けたロータリーエンジンの開発・実用化、その成果を基に環境に優しい水素ロータリーエンジン車を開発し、世界で初めてリース販売を開始するなど、常に新たなイノベーションを追求。モノづくりにおける品質・コスト・スピードのすべてにおいて、さらなる優位性を発揮することを目指して、ECAD dioを活用しています。


“RX-8
“4ドア4シータースポーツ”という新しいコンセプトを確立したRX-8

データの資産化と再利用を促進してさらなる競争優位性を確保

製造期間とコストの圧縮、さらに品質向上とタイム・トゥ・マーケットの短期化は、自動車メーカー焦眉の課題となっています。その中で生産準備期間も益々短期化に向かい、さらに同じラインに別の車種が載ってくる、という同時進行が求められるようになりました。このような時代変化について、伊藤雅和氏は、次のように語ります。 「クルマの生産環境は、一貫したデータの再利用によるスピード感溢れる体勢への移行が重要になっています。そのためには毎回1から対応するのではなく、『標準設計』を固め、それに基づいて生産効率性を高めることが、大切な要素になるのです」

また、三好弘高氏は、マツダの戦略的なスタンスを、次のように説明します。 「弊社では、設計の生産効率を向上させ、開発成果の資産化を図る方針を戦略化してきました。その一貫として、設計者自身がツールとして自在に使うことができるCADの導入を検討し始めたのです。既存開発資産やさまざまなツールとの互換性、さらに海外案件や協力会社とのデータのやりとりによるコラボレーションを考慮した結果、ECAD dioを採用決定しました」製作所で組み立て・検品してから海外の工場ラインに送り設置しますので、とてもお客様に信頼していただいています。

伊藤 雅和
車体技術部 第2車体技術グループ
アシスタントマネージャー
伊藤 雅和氏


三好 弘高
生産企画部主幹
三好 弘高氏

十分な事前検討を重ねスムーズな導入を実現

高岡誠二氏は、この英断を開発最前線の立場から次のように評価しています。 「設計者が自ら使用する環境が整備されたおかげで、さまざまなチェックの工数が効率アップし、開発速度も加速されました。また操作性などに関しても、ワコムのサポートセンターを活用し、スムーズな戦力化を図ることができました」
さらに中島晴信氏も、立ち上げ期を振り返って、こう語ります。
「検討は慎重に、実行は迅速にという姿勢を貫き、シンボルの共通化に関しても、後からブレが生じないように、事前に十分な議論を行い問題点の芽を摘みました。既存機器の物はもちろん、新しいものが登場した際にも、MES(MAZDA Engineering Standard)に準拠しながら、しっかりと形成を図りました」

さらに豊かな社内文化の醸成を推進

社内各部門はもちろん、協力会社も含めたエコサークル全体の一丸体勢による「ONE MAZDA」を目指す同社では、さらに今後もバージョンアップなどのタイミングなどに関して、全体で同一歩調をとっていきたいとしています。 現在、技術本部を含め18シートのECAD dioライセンスを保持する同社は、今後ネットワーク・ライセンスへの切り替えを図り、今いる場所に縛られることなく、必要な時に必要な場所で活用が図れるユビキタスなスタンスを強化していきたいとしています。


※本原稿はWEB掲載用に再編集されています。
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